「BreachRisk」、Interop Tokyo 2025セキュリティ部門で公式アワード「Best of Show Award」ファイナリストに選出

攻撃者視点で「本当に侵入できる」リスクを検出する『BreachRisk』が Best of Show Award ファイナリストに選出

2025.6.16

BreachRisk Interop 2025 Best of Show Award ファイナリストロゴInteropイベントロゴ

日本テレマティーク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:宮園昌明)は、2025年6月11日〜13日に幕張メッセで開催された国内最大級のICTイベント「Interop Tokyo 2025」に出展し、当社が国内展開を行うAIサイバーリスク評価プラットフォーム「BreachRisk」が、セキュリティ部門(アセスメント)における「Best of Show Award」ファイナリストに選出されました。

本アワードは、IT分野の有力メディアおよび学術界の専門家で構成される審査委員会により、技術的先進性・実用性・将来性をはじめ、機能性、ユーザビリティ、コストパフォーマンス、AI活用、話題性などの観点から総合的に審査されるものです。

展示会では、「攻撃の成立を基準にした評価手法」「AIによる継続的な自動侵入テスト」、そして日々の運用を必要としないシンプルな設計などに来場者から強い関心が寄せられました。さらに、従来のペネトレーションテストと比較して導入しやすいコスト感に対しても、「これなら自社でも導入できそう」という声を多くお寄せいただきました。


■「BreachRisk」について

BreachRiskは、AI駆動の自律型レッドチーム(AiPT™)が、攻撃者と同じ視点・思考・手法で実際に侵入を試みることで、企業の外部攻撃面におけるリスクを動的に評価するPTaaS(Penetration Testing as a Service)です。

米国通信大手Verizon社が毎年発行する「DBIR(Data Breach Investigations Report)」は、世界中の数万件に及ぶセキュリティインシデントを分析し、攻撃の傾向や実際に悪用された経路を体系的にまとめた業界標準のレポートです。
BreachRiskは、このDBIRで示された95%以上の攻撃経路をカバーしており、従来型の診断ツール(約20〜25%)に比べて大幅な網羅性を実現しています。 (*1)

主な特徴は以下の通りです:

  • スコアではなく「実際に成立する攻撃」を基準とした評価方式を採用:成功する攻撃だけをレポート
  • 自動化された攻撃・再検証のループ:検出→修正→再検証を継続的に実行
  • 専門技術不要で利用可能:ダッシュボードで直感的に結果を確認でき、非技術者でも扱いやすい
  • 従来の手法に比べて高いコストパフォーマンスで継続的な利用が可能

※「BreachRisk」は、米国BreachBits社が提供するAI駆動のサイバーリスク評価プラットフォームです。当社は、国内正規販売パートナーとして、本製品の提供・導入支援を行っております。

(*1)BreachBits社調査。網羅性に関する詳細は Why BreachBits をご参照ください。


■ご来場者様の反響(BreachRiskの注目いただいたポイント)

Interop Tokyo 2025の会期中、当社ブースには多くのお客様にお立ち寄りいただき、AIによる自動ペネトレーションテストという革新的な仕組みについて、数多くのご質問・ご意見を頂戴しました。
特に関心を集めたのは、AIによる自動ペネトレーションテストという仕組みと、「攻撃が実際に成立するかどうか」を基準とした、従来にない評価アプローチや、日常的な運用を必要としない仕組みについてです。
また、ブースでご紹介した実行結果の可視化やレコメンデーション機能に対しても、「これなら導入後の対応判断に活かせそう」といったお声をいただきました。
さらに、継続的に活用できるコスト感と、実用性のバランスの良さについても評価され、「こういったツールは、今後ますます必要とされるはず」とのご意見も寄せられています。


■ 今後の展開

今回の出展とアワード選出を機に、当社では「BreachRisk」の国内展開をさらに加速させてまいります。

特に以下の領域での取り組みを強化・予定しています

  • セキュリティベンダー様やMSPとの協業強化による提供体制の拡充
  • CSIRTなどの専任体制が整っていない企業様に対しても、攻撃者視点によるリスク評価の提供を通じての支援
  • 実効性を体感いただくためのセキュリティ無料診断の実施

BreachRiskを通じ、企業が攻撃者視点で現実的なリスクを把握し、効率的な対策判断が行える環境の提供に努めてまいります。


※「Interop」「Best of Show Award」は、Interop Tokyo 実行委員会が主催するイベントおよびアワード名称です。

本件に関するお客さまからの問い合わせ先
日本テレマティーク株式会社
DXサービス推進本部 ネクストソリューション創出グループ
セキュリティ担当

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