【速報】2023年12月1日からアルコール検知器使用が義務付け!

みなさん、アルコールチェックに関する法改正に動きがありましたので、最新情報をお届けします!

■アルコール検知器の義務化に関連する法律が2023年12月1日から施行

従来よりお伝えしておりましたアルコール検知器使用の義務化再開日について「2023年12月1日」からの施行が確定しました。

8月15日付けで道路交通法施行規則の改正が官報に掲載され、パブリックコメントの結果も公開されました。

■官報
https://kanpou.npb.go.jp/20230815/20230815h01040/20230815h010400001f.html

■「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」に対する意見の募集結果について
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000257863

パブリックコメントでは、なんと243件の意見公募があったとのことで、関心の高さが伺えますね。
※2023年1月~2023年8月16日時点でパブリックコメントで結果公示されている案件で、意見公募数が公開されている案件が777件
その中で上から35番目に意見公募数が多い案件です。

■改正のポイント

2023年12月1日から変更されるポイントは、以下の2点です。

【2023年11月30日まで】
・運転前後にアルコールの有無を何らかの方法(目視や点呼等も含む)で確認すればOK

【2023年12月1日以降】
・運転前後に国家公安委員会が定めるアルコール検知器を用いてアルコールを実施する。
・アルコール検知器は常時有効に保持する必要がある。

■国家公安委員会が定めるアルコール検知器

2023年12月1日以降に新たに義務化される「国家公安員会が定めるアルコール検知器」とは、「呼気中のアルコールを検知し、その有無 又はその濃度を警告音、警告灯、数値等により示す機能を有する機器」と定義されており、市販の物であれば大体ご利用することが可能です。
ただし、製品に搭載されているセンサーによって精度が異なり、粗悪品などを掴んでしまうとアルコール検知しても反応しないなどの問題が発生する場合があります。万一、粗悪品によってアルコール検知ができず、結果飲酒運転を起こしてしまった場合は、企業としてのリスクは非常に大きな物になります。
そういった不安を解消するために、「アルコール検知器協議会」という団体が一定の基準に則り、アルコール検知器の品質チェックを行っています。購入される際には検知器協議会の認定品を購入されることをお勧めいたします。

【参考リンク】アルコール検知器協議会認定機器一覧

 

■アルコール検知器の有効保持

アルコール検知器はセンサーの種類によって異なりますが、呼気や大気の状況によって使用回数並びに使用期間で劣化していき、正しい値を表示出来なくなります。
機器にもよりますが一般的には、回数として500回~30000回程度、期間としては半年~1年半程度ご利用頂くと、買い替えまたはメンテナンス、センサーの交換を実施する必要があります。

「アルコール検知器は常時有効に保持する必要がある」については、前述の特徴を持つアルコール検知器について、定期的なメンテナンスを実施する必要がある事を示しています。

 

■アルコールチェック運用サポート

こうした新しい義務が課せられる中、管理者様の負担を軽減するサービスとして日本テレマティーク株式会社では「アル検くん」をご提供しております。
昨年度から義務化されているアルコールチェックの記録一年間保管だけではなく、点呼のサポート、アルコール検知器のメンテナンスサポートなど、法律改正によって新たに増えた業務を丸ごとサポートいたします。

お客様の要件に合わせて、運用のご提案等も実施いたしますので、ご興味があれば先ずはお気軽にお問合せくださいませ。
また、アルコールチェックの運用について、ウェビナーを開催予定です。以下のURLからお申し込みいただけますので、お気軽にご参加下さい。
■ウェビナーのお申し込み(2023年8月31日・9月6日開催)

 

アルコールチェック管理クラウドサービス「アル検くん」

 

 

安全運転管理者様はこの変更をしっかりと把握し、変更に対応すべき人物として、適切な手順や対策を考えてください。飲酒運転の危険性を再認識し、無事故・無違反を目指しましょう!

今後も最新の情報をお伝えしていきますので、ブログをチェックしてくださいね! 以上、本日の速報でした。